「数字に夢中なわが子をもっと伸ばしてあげたい」
「興味をあそびにつなげて自然に算数力を伸ばしたい」
そんな前向きな思いを持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、年齢別におすすめの数字遊びや家庭で手軽にできる工夫、数字好きな子どもの特徴まで、幅広く解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、日々の遊びに取り入れるヒントにしてください。
【年齢別】おすすめの数字あそび

年齢別に適した数字遊びをご紹介します。詳しく見ていきましょう!
2歳
2歳のお子さんには、絵本や歌、簡単な数字カードを使った遊びがおすすめです。視覚や聴覚から数字を楽しく体験すると、自然に興味を深められます。
日常のなかで声かけをしながら数字に触れると効果的です。下記の方法を取り入れてみましょう。
- 絵本で数字を指差す
- 数字の歌を一緒に歌う
- ブロックを積みながら「1つ、2つ」と数える
- 数字カードを順番に並べる
無理なく遊びに取り入れ、子どものペースで数字の楽しさを広げていくのが大切です!
3歳
3歳のお子さんには、サイコロやトランプ、数あわせ遊びなどが適しています。具体的なものを操作しながら数字に触れると、数の概念がぐんと深まります。
遊びのなかで「量」と「数」を結びつける体験を増やしましょう。
- サイコロを振り、出た目の数だけブロックを積む
- トランプを順番に並べる
- 数あわせカードでペアを見つける
- 食卓の人数にあわせてお皿を数える
日常生活に数字を取り入れる工夫で、自然に算数力と生活習慣を育てられます。
4〜5歳
4〜5歳のお子さんには、すごろく・カレンダー遊び・お買いものごっこなどがおすすめです。少し複雑なルールや思考をともなう活動を通して、算数的な基礎力を育てるのに適しています。

小学生に向けた準備期として、数を操作する経験を積むことが大切です!
- すごろく:サイコロの目で進む数を理解し、増減や順序を学ぶ
- カレンダー遊び:日付や曜日を確認し、時間の流れを意識する
- お買いものごっこ:値段を決めて支払い・おつりを計算する体験
- トランプ:ブラックジャックのような合計を競う遊びで、自然に計算を経験
遊びを通じて、楽しく算数的思考を広げていきましょう。
数字好きな子どもにおすすめのおもちゃ

数字好きな子どもにおすすめのおもちゃをご紹介します。順番に見ていきましょう。
人気のおもちゃ
数字好きな子には、身近なおもちゃから始めるのがおすすめです。

遊びながら自然に数字に親しめるので、家庭でも取り入れやすいですよ。
- ブロック・積み木
- 数字パズル
- 時計のおもちゃ
- 100均の数字グッズ(マグネットやカードなど)
2歳から6歳まで年齢にあわせて選べるので、長く活用できます。
下記の記事で数字のおもちゃをまとめています。よかったらのぞいてみてくださいね。
家庭でできる手作りおもちゃ
手作りのおもちゃは、お金をかけずに数字への興味や創造力を育てられるのが魅力です。身近な素材で工夫すれば、「楽しい」がどんどん広がります。
- 紙とペン:数字カードで神経衰弱、宝探しゲーム
- ミルク缶のポットン落とし:数字キャップを穴に落としてあそぶ
- ペットボトルのキャップ:数字を書いて並べ替え遊び

準備から子どもと一緒に楽しめるのもポイント!
愛着のあるおもちゃで、自然に数字と仲良くなれます。
療育や発達支援で使われる数字あそび教材
療育や発達支援の現場では、子どもの特性にあわせた数字遊び教材がよく使われます。視覚的にわかりやすく、繰り返し遊べるものが多いのが特徴です。
- 同じ数字はどれ:同じ数字を探して識別力を高める
- 大きい数字はどれ:大小を比べることで数の概念を理解する
- 数と絵の対応:リンゴの絵と数字を結びつける
少ない数字から始め、慣れてきたら範囲を広げていくと、無理なく続けられますよ。

わが家の子どもたちは、ダブっている数字や一番大きな数字を探す系のYouTubeにも夢中です!
遊びを通して「できた!」を積み重ねることが、自信につながります。
数字好きな子どもの特徴

数字が好きな子は、車のナンバーや時計の数字に自然と目がいったり、「あの数字はなんて読むの?」と質問したりする姿がよく見られます。

数の順番にこだわったり、数えること自体を楽しんだりするのも特徴です。
「数字好き=発達障害?」と心配になる方もいますが、必ずしもそうとは限りません。
大切なのは個性として受けとめ、興味を伸ばしてあげること!数字好きな子は、算数への抵抗が少ないだけでなく、集中力や問題解決力も育ちやすく、将来の強みにつながります。
数字あそびを取り入れるときの注意点

数字あそびを取り入れる際は、子どもの興味を伸ばすために無理のない工夫を意識しましょう。
- 難しすぎる遊びは苦手意識につながるため、発達段階にあわせる
- 数字への強い執着は共感しつつ遊びに活かす
- 気が乗らないときは無理強いせず、日常のなかでさりげなく数字に触れさせる

とにかく子どもが楽しんで取り組むことが大切です!
親がおおらかに見守ると、数字を楽しむ気持ちが自然と育ちます。
遊びで算数力を楽しく伸ばそう!

「数字が好き」という気持ちは、お子さんの大きな才能です。無理に勉強させるのではなく、年齢にあった遊びやおもちゃを通して、楽しく伸ばしてあげましょう。
絵本や歌・パズル・すごろく・手作りおもちゃなど、日常のなかで数字に触れる機会を増やすことが算数力アップの近道です。
大切なのは子どものペースにあわせ、遊びを義務にしないこと。家庭での小さな工夫が、将来の学びへの自信と力につながります。
コメント