数字好きな5歳が夢中に!親子で楽しめる算数あそび5選

数字好きな5歳が夢中に! 知育おもちゃ

「小学校に入る前に、できるだけ数字に慣れさせたいな」
「どうやって数字をもっと身近に感じさせたらいいんだろう?」

このように悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか。

数字に強い興味をもつ5歳児は、好奇心や集中力がぐんぐん伸びるタイミング。この大切な時期に「楽しい!」という気持ちを大切にしながら親子で自然と数字の力を育てていきましょう。

この記事では、数字に夢中な5歳の子が楽しめる“親子でできる算数あそび”を5つご紹介します。

りな
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日常のちょっとした遊びで、数や計算に自然とふれられるヒントが満載ですので、ぜひ参考にしてください。

5歳児の数に対する理解レベル

5歳児の数に対する理解レベル

数字に興味を持ち始めた5歳。日常の中でも「100まで数えられるよ!」「3つずつ分けてみたよ」なんて声が聞こえてくると、つい嬉しくなりますよね。

でも一方で、「これって普通?」「できないとおかしい?」と気になることもあるかもしれません。

ここでは、5歳児がどれくらいの数字を理解しているのか、数え方や計算の力がどう育つのかについてわかりやすくお伝えします。お子さんの成長を見守るヒントとして、ぜひ参考にしてくださいね。

5歳は2桁の数にも興味を持ち始める時期

上越教育大学の研究によると、5歳児は「14と16」「25と18」など、2桁の数字の大小を判断できる力が育ってくるとされています。これは、数の構造や比較に対する理解が深まる時期にあたるからです。

りな
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我が家の子どもたちもこの頃には「大きい数字を言えた方が勝ち!」なんて遊びをしたりしていました。

数字に対する関心があれば、自然と大きな数にも親しむようになります。

ただ、数の習得ペースには個人差があるので「楽しそうに数えているか」が一番のポイントです!楽しんでいるかどうかを大切に、あたたかく見守ってあげましょう。

足し算・引き算スキルは生活の中で自然に育つ

5歳ごろになると、足し算や引き算の力は日常生活の中で自然と育っていきます。

なぜなら、おやつの数やおもちゃの貸し借りなど、身近な場面で「増えた」「減った」といった変化を体験するからです。

りな
りな

「クッキーを1つ食べたから残りはいくつ?」と声をかけるだけでも、子どもは遊び感覚で計算の基礎を身につけていきますよ。

ドリルや勉強を無理にさせなくても、暮らしの中にある算数を楽しむことが大切です!

子どもが数を数えられなくても焦らず見守ることが大切

5歳でまだうまく数が数えられなくても、心配しすぎる必要はありません。

発達には個人差があり、早い・遅いはあって当然。焦らず楽しく関わることが、数字を理解する近道になります。

お散歩中に数字を見つけたり、遊びの中で「いくつあるかな?」と問いかけるだけでも、少しずつ数字への親しみが育っていきます。

できる・できないよりも「楽しいね」と笑い合える時間を大切にしてあげてくださいね。

数字好きな5歳と親子で楽しめる算数あそび5選

算数あそび5選

数字に興味を持ち始めた5歳のお子さんと「遊びながら学べる」算数あそびを楽しんでみませんか?

かた苦しいお勉強ではなく、親子で笑いながら取り組める工夫がいっぱい。遊びの中にある算数は、数字への興味をぐんと広げてくれますよ。

たとえば、次のような遊びがおすすめです。

一つずつ見ていきましょう。

1. トランプ・UNO

トランプ

トランプやUNOは、数字好きな子にぴったりの遊び道具です。

遊びながら「数の順番」や「ルールを守ること」が自然と身につくから一石二鳥

たとえば7並べでは数字の前後を並べていく中で、順序や規則性を目で見て理解できるようになります。

さらに「どのカードから出せば有利かな?」「次に何が出てくるかな?」といった作戦を立てながら進めるため、考える力や先を読む力も育まれます。

りな
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我が家では、本気で戦っても5歳児に負けてしまうこともしばしば!

そんな戦略的な楽しさが、子どもの思考力や集中力をぐんと引き出してくれます!

ブラックジャックは「合計いくつ?」という足し算の基礎練習にぴったり。UNOでは色と数字を組み合わせて考える力や順番を守る力も育ちます。

ゲームを楽しむうちに、数字の意味や計算の土台がしっかり育っていきますよ。

2. すごろく

すごろく

すごろくは、数字好きな5歳にとって楽しく学べる要素がたっぷりつまった遊びです。

サイコロの目を見て「いくつ進むか?」を考える中で、数える力や足し算の感覚が身につきます。たとえば「3の次に4進んだらどこ?」など、数の合成や分解にも自然にふれられるでしょう。

さらに、人生ゲームのような“お金”が出てくるすごろくなら「◯円もらった」「払った」といった数量と金銭感覚の理解にもつながります。

りな
りな

我が家は「すみっコぐらし 日本旅行ゲーム」に大ハマり!

日本旅行をしながらお土産を買って集めるゲームで、地理もお金の計算も学べます。順番を守ったり、ゴールを目指して進む中で論理的思考や社会性も育まれるでしょう。

3. おやつわけっこチャレンジ

おやつの時間は、実は算数のチャンスがいっぱい!

たとえば「3人でクッキー6枚、どう分ける?」や「ピザを4人で分けるなら、どう切る?」といったやりとりだけでも、子どもは楽しみながら“分ける”感覚を身につけていきます。

実際の食べ物を使うとイメージがしやすく、割り算や等分の考え方も自然と育ちます。

りな
りな

我が家では、料理のお手伝いをしたがった時に「この卵焼きを5人分に切って」なんてお願いをしていました!

「これは多い?少ない?」や「どうやったら人数分に切れるかな?」なんて相談しながら、数への理解だけでなくやりとりの楽しさや社会性も伸ばせますよ。

4. 数字なぞり書きボード

数字なぞり書きボード

数字なぞり書きボードは、数字の形を覚え始めた5歳にぴったりのアイテムです。遊び感覚で何度も書けるので、集中力や筆圧のトレーニングにもつながります。

りな
りな

実は我が家でも、プリント教材を試したものの、まったく興味を示さず。

でもこのボードは、水で書ける楽しさがあったからか、まるでお絵かきのように夢中になって取り組んでくれました。「書くって楽しい!」と思える経験が、数字への親しみを自然に育ててくれますよ

5. キッズパソコン

キッズパソコン

キッズパソコンは、数字が好きな子が“遊びながら学べる”頼もしいアイテムです。計算ゲームや数字クイズなどが豊富で、自然と数や順序の理解が深まっていきます。

操作も子ども自身が進められるので「自分でやりたい!」という気持ちが育ち、主体的に学ぶ姿勢にもつながります。

りな
りな

我が家でも「お勉強」というより“ゲーム感覚”で取り組めるのが楽しいようで、気づけば足し算の問題をどんどん解いていました。

子どもの様子

「楽しいから続く、続くから身につく」そんなサイクルをつくりたい方におすすめですよ。

算数あそびやおもちゃに迷ったら、お子さんの発達スピードに合わせて選ぶのが大切です。以下の記事では数字好きな子どもにおすすめのおもちゃをピックアップしているので、ぜひ参考にしてください!

数字好きな5歳におすすめの習い事

おすすめの習い事

5歳になると、そろそろ習い事も気になってくる時期ですよね。数字が好きな子なら、計算や論理的思考を伸ばせる習い事もきっと相性がいいはずです!

りな
りな

我が家の子たちは数字が大好きなのですが「お勉強っぽいこと」になると急にやる気がダウン。なので、まだ習い事には手をつけられていません。

でも、楽しんで通えるタイプのお子さんもきっといると思うので、数字好きな子と相性がよい習い事をいくつか紹介します。

そろばん|数字の量感覚と計算力が身につく

数字が好きな子にとって、そろばんは“楽しみながら計算力を伸ばせる”習い事のひとつです。

指を使って珠を動かすことで、数字の「量」が目に見える形になり、数の感覚がぐっと深まります。集中力や暗算力も身につきやすく、そろばんを通して算数が得意になる子も多いでしょう。

「たし算が好き」「数が動くのがおもしろい!」というタイプの子には、ぴったりの学び方かもしれません。

プログラミング|論理的思考を育む新定番

論理的に考えるのが好きな子にぴったりなのが、最近注目されているプログラミング教室です。順序立てて考えたり、うまくいかなかったときに「どう直そう?」と考える力が自然と育ちます。

自分で考えた動きが画面上で形になるので、成功体験としての満足感も大きいでしょう。

数字好きなお子さんの中には「こうしたらどうなるかな?」と考えるのが楽しくてハマる子も多いようです。「計算だけじゃない数字の世界」にふれるチャンスとして、検討してみてもよいでしょう。

将棋・囲碁|先を読む力・集中力が鍛えられる

数字やパターンに興味をもつ子には、将棋や囲碁のような“考える遊び”も相性がよい習い事です。

一手先、二手先と順序を考えながら動かすと、論理的思考や先読みの力がぐんぐん伸びていきます。最初はルールを覚えるだけでも楽しめて、慣れてくると集中して長時間取り組めるようになる子も。

りな
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静かにコツコツ考えるのが好きな子には合いそうですよね。

粘り強さや集中力を育てたいと考えているご家庭にも、ぜひチェックしてみてほしい習い事です。

数字好きな5歳の好奇心を伸ばすための関わり方

好奇心を伸ばすための関わり方

子どもが数字に夢中になっている姿を見ると「この興味をどう伸ばしてあげたらいいのかな?」と考えることってありますよね。

「すごいね!」と声をかけてはいるけれど、もっといい関わり方があるのかもと感じているママも多いかもしれません。

ここでは、数字好きな子どもの“好き”を無理なく伸ばすための、ちょっとした声かけや接し方のヒントをご紹介します。

「褒め方」で変わる!モチベーションを保つコツ

数字が好きな子の「もっとやりたい!」という気持ちを伸ばすには、日々のちょっとした褒め方が大切です。

「できた」結果だけでなく「自分で考えたね」「最後までやってたね」といった過程を認めてあげることで、子どものやる気はぐっと高まります。

りな
りな

正解したことより「そこまで考えたの、すごいね」と声をかけると、嬉しそうにまた挑戦しようとしてくれました。

他の子と比べるのではなく、その子自身の小さな成長に目を向けることが自信と継続力につながります。

数字に執着?発達障害との関係が気になるときは専門医に相談

数字が大好きなわが子を見ていると「もしかして執着しすぎ?」「発達の問題なのかな?」と不安になることもありますよね。

興味の強さは個性のひとつですが、日常生活に支障が出るほど数字にこだわるようなら、発達支援の視点から見守ることも大切です。

りな
りな

我が家でも「数字ばっかり見てるけど大丈夫かな」と思ったとき、保育士さんに話を聞いてもらったことで安心できた経験があります。

不安な気持ちはひとりで抱えず、小児発達の専門家や園の先生など信頼できる人に相談してみてくださいね。

数字好きな5歳の好奇心を伸ばすと得られるメリット

好奇心を伸ばすと得られるメリット

数字が好き、この“好き”の気持ちを大切に育てていくと、将来につながる力が自然と身につきます。

ここでは、数字好きな子が伸ばしていける力や、算数への自信につながる可能性についてお話しします。「好きを楽しむ時間が将来につながるかも」と思える、小さなヒントになれば嬉しいです。

集中力・論理的思考・達成感

数字が好きな子は、自然と“考える時間”が増えることでさまざまな力が育っていきます。

数にじっくり向き合うと集中力が伸び、ルールや順序を理解する過程で論理的に考える力も育まれていきます。

りな
りな

我が家でも、数あそびで「できた!」と笑顔を見せる瞬間が増え、自分から「もう1回やりたい!」といってくれるようになりました。

その達成感の積み重ねが、学びを前向きに楽しむ姿勢へとつながっていくでしょう。“好き”を通じて育つ力は、きっとこれからの土台にもなってくれるはずです。

数字好きな子は算数を得意科目にしやすい

数字に親しんでいる子は、小学校に入ってから算数を得意科目にしやすい傾向があります。

「数字=楽しいもの」というポジティブな経験が、学びへのハードルをぐっと下げてくれるのでしょう。

りな
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数あそびを通じて数字に慣れていたおかげか、我が家の5歳児も時計の読み方や簡単な足し算にスムーズに入っていけました。

「わかる」「できる」という感覚があると、学ぶことへの自信にもつながりますよね。今の“好き”を大切にすることが、将来の「得意」への一歩になるかもしれません。

数字好きな5歳の「好き」を伸ばす親子時間を楽しもう!

まとめ

数字が好きな5歳は、今この瞬間をぐんぐん吸収できる時期。その興味をぐっと伸ばしてあげるには、親が一緒に楽しむ時間がなによりの栄養になります。

「トランプしようか」「おやつどう分ける?」そんな日常のやりとりが、子どもにとっては最高の学びの場です。

無理に教え込もうとせず「楽しいね・おもしろいね」と一緒に感じると、「好き」の芽はどんどん育っていくでしょう。

数字を通して広がる世界を、ぜひ親子で楽しみながら味わってくださいね。それが、これからの学びや自信につながる大切な一歩になるはずです。

数字好きな5歳に関するよくある質問

よくある質問

数字が好きな5歳に関するよくある質問をまとめました。

Q:5歳で数を数えられないのは問題ですか?

5歳で数が数えられない子もいますが、発達には個人差があります。無理に教え込もうとせず、遊びや日常のやりとりを通じて、自然と数字にふれる機会を増やしてあげましょう。

焦らず見守ることが、数字への興味につながる第一歩です。

Q:数字好きな子におすすめのプリント教材はどれ?

数字好きな子にはなぞり書きや、数の多い少ないを比べるようなプリント教材がおすすめです。

無料でダウンロードできるものも多く、遊び感覚で取り組める内容なら楽しく続けられます。お子さんのレベルに合ったものを選んであげましょう。

Q:数字好き=発達障害ですか?

数字が好きだからといって、必ずしも発達障害というわけではありません。
興味の強さはその子の個性のひとつですが、日常生活に支障が出るほどの強いこだわりがある場合は、念のため専門機関に相談してみると安心です。

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